ポケモンを育てよう・その2

前回の個体値・性格補正が分かったところで！
今度は種族値と努力値+物理攻撃と特殊攻撃について説明します！

・努力値
あの人の育てたポケモンと、自分のポケモン。同じ個体値で性格だったのに育ったらまるで違う！？

全く同じポケモンなんてほぼありえませんが、全く同じ個体値、性格のポケモンがいたとします。
しかし５０まで育ててみたとして、おや、ステータスが違う……
それは育ったときにもらった努力値が違うからでしょう。

努力値というのは、やせいのポケモンやトレーナーのポケモンを倒したときにもらえる、
経験地とはまた違う、見ることのできない隠し経験地みたいなものです。

ポケモンによってもらえる努力値が違っていて、たとえば攻撃が高いポケモンを倒せばこうげきの努力値が、すばやいポケモンを倒せばすばやさの努力値がもらえます。
オンラインゲームで言うボーナスポイントみたいなものですね。

ＢＷでよくレベル上げに使われるタブンネはＨＰの努力値がもらえます。そのため、タブンネばっかり倒しているとＨＰが高い子に育ちます。

どの子を倒せばどの努力値がいくつもらえるかは、ポケモン徹底攻略さんのポケモン図鑑ＢＷで確認してみるのがいいでしょう。他にもぐぐれば何か出てくるとおもいます。

しかしこの努力値、いくらでももらえるかというと、そうではないんです。
1匹につき合計５１０までしかもらえません。
そして、一つのステータスにつき255までなんです。
つまり、攻撃をおもいっきり上げたいから攻撃に510全振りだー！とはできないわけですね。

しかも、努力値が1でステータスが1上がれば話は簡単なのですが……
「努力値４につき、100レベルになったときのステータスが1上がる」のです。
（レベルが低いうちは４振ってもすぐにステータスには現れません）

今「あっ、難しそう」っておもったかもしれませんが、大丈夫。
そういう時はまずは難しい調整をせずに、簡単な振り方をしてみるといいです。

252、252、6（←４で1上がりますが余りの分をつめこんじゃいます）

これが基本の一番やさしい努力値の配分です。
実際に努力値を振ってみて、慣れてきたら調整してみるのもいいでしょう。

ちなみに前回書いた「個体値チェックするときに野生のポケモンを倒してレベルを上げないほうがいい」というのは、努力値がはいってしまうからですね。もちろん、はいった努力値をメモしてはかれば問題はありません。



*努力値を振るときに役立つもの*
・ポケルス
まれに発生する、ポケモンにくっつく小さい生命体、だそうだ。
ポケモンセンターのおねぃさんにポケルスがくっついたポケモンを初めて見せるとおねぃさん曰く「これがくっついているあいだ、ポケモンが良く育つそうです」
この「良く育つ」が努力値のことなんですね。
ポケルスがくっついたポケモンは、努力値が２倍もらえます。努力値を振るのが楽になる！

たとえば、ヨーテリーを倒すと普通なら攻撃の努力値が１もらえます。
が、ポケルスがくっついていると攻撃の努力値が２もらえるわけですね。

もっと努力値の高いポケモン……たとえばビクティニはＨＰに３、努力値がもらえます。
コレが倍になると６。とてもベンリなのです。

ただこのポケルス、自然発生なので発生するまでは運！
自力の発生はなかなか難しいので、ポケルスがくっついたポケモンを人から貰うのがいいでしょう。
ポケルス状態には二種類、名前のすぐ横に「ポケルス」と書かれている状態のものと、
ポケモンの左下に顔のマークがついている状態のものが居ます。



「ポケルス」と書かれているものは「生ポケルス」この状態のポケモンを手持ちに入れて野性のポケモンやトレーナーと戦うと、上下のポケモンがポケルスに感染していない場合、感染することがあります。（野生の場合逃げたら感染しません。倒した場合のみ失礼しました。逃げても一定確立で感染します）

顔のマークがついているポケモンは、「ポケルス」と書かれている状態と同じように二倍努力値ははいるのですが、「生ポケルス」と違って感染しません。

生→顔のマークになるのは、日付をまたいだときに手持ちに居た場合、一定の確率でなるようです。
ですので、ポケルスを手に入れたら適当なポケモンに感染させて、ボックスに入れておきましょう！
ボックスの中なら日付を幾らまたいでも顔マークにはなりません。

・パワー○○系
ＢＷではバトルサブウェイでもらえるｂｐ。
これを集めてパワーリストやパワーバンドといったパワー○○系と交換すると、色々役に立ちます。
コレを持たせて努力値を貰った場合、努力値が余分に＋４もらえます。
（努力値を振る以外にも使えるのですが、其れはまた後で）

たとえばパワーレンズなら特殊攻撃の努力値が＋４もらえます。
さらにこれもポケルスの二倍効果を受けることができるので、コレを持ったポケルスつきのポケモンが、特攻+1がはいるヒトモシを倒したとしましょう。

パワーレンズで4+ヒトモシで1×ポケルスで２倍＝１０

なんと一回で１０ももらえるわけです。努力値振るのが楽ですね！
ちなみにパワーレンズを持たせたままたとえば攻撃が上がる子を倒したりすると攻撃に1、特攻に4はいります。
次のステータスを振りに行くときに持ちものをちゃんと確認しないと計算がずれて大惨事！（自分でよくやります＾＾；



・種族値
種族値とは？

たとえば、伝説のポケモンは強い！進化したポケモンも強い！個体値が低くってもまあまあ強い！
何故か……種族値というものがあるからです。

種族値というのは、個々ではなく、ポケモンごとのステータスです。
これの一番高いステータスところの努力値がもらえたりするんですね＾＾ノ
これと個体値、性格補正、努力値が合わさってステータスが決まるわけです！

難しく聞こえるかもしれないですけれど、
つまりはどんなに個体値がよくて性格補正がぴったりで、努力値をきっちり振っていても
種族値があるのでコイキングがレシラムを抜かすことはないということなのです＾＾；

個体値、性格補正、努力値は自分でがんばれますが、種族値ばかりは動かせません。
だからポケモンの何処が良いステータスなのかをみてどういう性格にするか、どこに努力値をふるか、どこが高い個体値の子がいいのか。コレを決めるわけですね。

もちろん種族値だけでどう育てるか決めるわけではなく、どんな技を覚えるかも重要なところ。
チルタリスが覚えるコットンガードという技は防御が凄く上がるから、コレを基準にして物理攻撃をしてくるポケモンに対して固くてなかなか倒せない子に育てるもよし。また、チルタリスはこうげきとすばやさが同時に上がるりゅうのまいも覚えます。これで攻撃を上げて物理攻撃をするポケモンに育ててもよしですね。

・補足・物理攻撃・特殊攻撃に関して
ポケモンの技には「ぶつり」「とくしゅ」「へんか」の３種類があります。
「へんか」は物理・特殊どちらの影響もうけないのでとりあえずは省きます。



ぶつり・・・「こうげき」のステータスをつかって攻撃します。
とくしゅ・・・「とくこう」のステータスをつかって攻撃します。

この差があるので、性格補正を選ぶ際に、使わないほうの攻撃のステータスが下がる性格を選ぶことが多いです。



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